
◆Arènes 円形闘技場
都市の高地の岩に掘られた円形闘技場は、長径136m、幅107mの広大な基壇に支えられている。2階建ての60あるアーチから成り、21mの高さにそびえ立つ。
90年ごろに構築されたアルルの円形闘技場は、大円形闘技場の中でも20番目に数えられ、2万人の観客を収容することができた。ニームの円形闘技場よりやや大きい。5世紀末まで剣闘士の闘技、狩猟のシーンが行われていた。
中世には、要塞として使用され、2つの礼拝堂と212軒の民家を収容していた。1825年にようやくこの構築から開放されることになる。1830年に最初の闘牛スペクタクルが催された。プロスペール・メリメの提案で円形闘技場は1840年に歴史的建造物に指定された。

◆ラングロワの橋
実際には、この橋は "レジネル橋"と呼ばれ、ポール・ドゥ・ブーのアルルの水路に位置していた。ラングロワは、橋を作動させる係の名であった。ヴァンサンはこの跳ね橋を何度も繰り返してデッサンをし、色彩を施している。
この橋は彼の故国、オランダを思い出させている。ゴッホは弟のテオにこう書いている。「私はいつもなら気にしないような面白いものを見つけた。それは小さな黄色い馬車と洗濯女がいる橋で、この習作では土地は強い赤色、草は青々とした緑で、空と川は青い。」
1888年からこの橋は歴史的建造物に指定されている。
●アルル・カマルグ観光協会オフィシャルサイト⇒ (日・英・仏) |
............................ |

◆St. Trophime
サン・トロフィーム教会
ロマネスクと古代ギリシャ・ローマ様式が渾然一体となった建物で、豪華な装飾の入り口とシンプルな内装とのコントラストが面白い。右側の翼廊には『東方三博士の参拝』の絵、左翼の翼廊には16世紀後半のフランス絵画と17世紀の『受胎告知』の絵がある。
大司教館の中庭から出ることのできる内庭回廊は2回にわたって建築された。まず、古代ローマ様式の北と東の回廊が12世紀に構築された。
次に14世紀に建築された、南と西のゴシック様式の回廊によって内庭回廊が完成した。この共同体空間は、食堂、大寝室、会議が開かれていた総会室といった祭式者に限られた場所を区分していた。内庭回廊自体、支柱やキリストの受難、復活そしてアルルの教会の大聖人を想起する柱頭で装飾されている。ゴシック様式の部分はサン・トロフィムの聖人伝、特に13世紀のプロヴァンスの詩、サン・トロフィム物語の挿話が描かれている。

◆Espace Van−Gogh
エセパス ヴァン・ゴッホ
この場所は1542年からサン・テスプリ(聖霊)市立病院であった。
ジャン・フェリエ大司教の決定により、都市のすべての救済院施設がこの場所に集められた。
この方形の場所は1985年にはまだ病院であった。その最も有名な居住者はヴァンサン・ヴァン・ゴッホで、大部屋、花咲く中庭を不朽のものにした。
大規模な改築の後、マスメディア資料館、大学センター、文学翻訳家会、展示ギャラリー、ブティック、商店を受け入れている。.

|